足蹠多汗症とは?
多汗症の中でも、足に異常に汗をかく多汗症を「足蹠(そくせき)多汗症」といいます。
元々、足の裏は、多汗症に関係がある汗腺が密集している部分なので、他の部位より汗をかきやすいのですが、それだけでは説明できないほど大量の汗をかく人がいます。
そういう状態のことを、足蹠多汗症といいます。
足蹠多汗症では、足の裏に大量の汗をかいてしまうため、靴下が濡れてしまい、靴が湿ってしまうことがことがあります。
靴下や靴が湿っていると、多汗症のニオイの原因である細菌が繁殖しやすくなり、多汗症のニオイの原因となります。
さらに、毎日同じ靴をはいていると、多汗症のニオイが靴にうつっていき、靴自体が強いニオイを発するようになります。
こうなると、足から発生する多汗症のニオイと、靴のニオイとが合体し、さらに強いニオイを発し、周囲の人に迷惑をかけてしまうこともあります。
また、足蹠多汗症によって靴下が濡れているため、靴を脱いで廊下を歩くと、くっきりと足跡がついてしまうこともあります。
これらの多汗症による症状が気になり出すと、多汗症のニオイや足跡がつくのが怖くなり、人前で靴を脱げなくなります。
そうなると、さらにニオイが強くなったり、ストレスが溜まって多汗症の症状がさらにひどくなる、など悪循環に陥ることになります。
足蹠多汗症の原因については、さまざまな説がありますが、決定的な原因はまだわかっていません。
ただ、ストレスや自律神経・ホルモンバランスの崩れなどによって、足蹠多汗症が起こるのではないか、という説がいまのところ一番有力なようです。