局所性多汗症とは?
局所性多汗症とは、汗を大量にかく、つまり多汗症の症状が出る部位が限定されている多汗症のことです。
多汗症の中で一番多いのが、この局所性多汗症だと言われています。
局所性多汗症では、手のひら、足の裏、わきの下、顔、頭などの限定された部位に、多汗症の症状が出ます。
これらの部位の多汗症の症状は、ほぼ同時に起こることが多いようです。
また、この局所性多汗症の原因としては、自律神経のバランスの乱れ、特に交感神経の反応が強すぎる、ということがあげられます。
局所性多汗症の原因としてあげられる自律神経について、少し詳しく説明します。
局所性多汗症に関係ある自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
特に局所性多汗症と関係がある交感神経には、身体を緊張・興奮状態にして、瞳孔を開き、血管を収縮させ、動悸を早くするという働きがあります。
そして、あまり局所性多汗症と関係がない副交感神経には、胃液や唾液の分泌を高めたり、血管を拡張させて手足を温かくする働きがあります。
このあまり局所性多汗症と関係がない副交感神経は、平常時や心身ともにリラックスしている時に、主に働く神経なんです。
人間の身体は、局所性多汗症と関係のある交感神経と局所性多汗症とあまり関係がない副交感神経の働きでバランスをとって、健康を維持しています。
しかし、何らかの原因で、この局所性多汗症と関係のある交感神経と局所性多汗症とあまり関係がない副交感神経のバランスが崩れると、最終的には自律神経失調症まで引き起こすことになります。
多汗症は、緊張した時に発汗を促す交感神経の反応が強すぎるため、汗を大量にかいてしまうものなんです。
つまり、自律神経のバランスが乱れる=交感神経と副交感神経のバランスが乱れると、交感神経が強く反応してしまい、多汗症の原因になってしまう、というわけです。