全身性多汗症とは?
全身性多汗症とは、汗を大量にかく、つまり多汗症の症状が出る部位が全身に広がっているもののことをいいます。
全身性多汗症では、胸部、腹部、背中、お尻、大腿部などで、多汗症の症状が出る場合が多いようです。
この全身性多汗症には、生まれつきの体質で特に多汗症の原因がない原発性の多汗症や、脳の視床下部の体温調節中枢の異常が原因で起こる多汗症、糖尿病などの全身疾患が原因で起こる多汗症などがあります。
また、肥満や妊娠、激しいスポーツをしている人にも、この全身性多汗症が見られる場合があるので、この全身性多汗症は、多汗症の中でも、比較的多くの人がなっている多汗症だといえます。
糖尿病が原因で多汗症が起こる場合について、少し詳しく説明します。
多汗症の原因にもなる糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に多くなる病気です。
この多汗症の原因にもなる糖尿病にかかってしまうと、高血糖になってしまい、身体のすみずみに広がっている末梢神経の働きが低下していきます。
そして、多汗症にも深く関係している、体温を調節したりする自律神経の働きが低下し、発汗を促す交感神経が過剰に働いてしまい、多汗症の症状を引き起こしてしまうんです。
このように、一見まったく関係ないようなところが原因になって発生するのが多汗症のやっかいなところで、多汗症の原因を正しく知るためには、きちんとした多汗症の専門家のカウンセリングを受ける必要があります。
これは多汗症を正しく治療していくためには、とても大切なことですので、独学で多汗症の原因を判断して、勝手に治療したりしないようにしましょう。